2022.07.19
コラム
今回も、熱中症のことをお話をします!
熱中症には種類があるのをご存じでしょうか?
様々な症状が出る事から以下の4つに分類されています。
です!
炎天下の中ずっと立っていたり、立ち上がったりしたときなど、運動後に起こります。
皮膚血管が広がるのと下肢に血液が溜まり、血圧が低下、脳血流が減少して起こるもので、めまいや失神(熱失神)に繋がります。他にも、顔面蒼白、呼吸の回数が増加、脈拍が薄く早くなるなどの症状がみられます。
熱失神では、脳への血流が少なくなる事により、一時的に意識を失い、急に倒れるようなケースがよく見られます。
汗には塩分も含まれています。大量に汗をかき、水だけ(あるいは塩分の少ない水)を補給して血液中の塩分濃度が低下したときに起こるもので、痛みをともなう筋けいれん(こむら返りのような状態)が起こります。足の筋だけでなく腕や腹筋などにも起こります。
生理食塩水(0.9%食塩水)など濃い目の食塩水の補給や点滴により通常は回復します!
←ちなみに人間(成人男性)の水分量は身体の60%です。※女性の場合55%
高温下での運動時に、大量の発汗によって、脱水を起こし、体内に熱がこもるのが原因です。水分補給をしないでいても起こります。
全身倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛などの症状が起こり、体温調節が上手く調節出来なくなり、体温は上昇します。
熱射病の前段階ともいえ、すぐに医師の診察が必要です。
脳での体温調節機能が働いていないため、体温が異常に高いにも関わらず、発汗がなく皮膚が乾燥しているいるのが熱中症との大きな違いで、緊急に冷却療法を行う必要がある生命の危機に直結する極めて危険な状態です。
脳の機能障害が起こる為、錯乱や見当識障害、けいれん発作が生じたり、昏睡状態に陥ったりすることもあります。心拍数や呼吸数は上昇、脈拍は速くなります。また、血圧の上昇や低下もみられます。
<対処法>
熱中症の初期症状で意識がはっきりしている場合の対処法としては、
熱射病と疑われる場合は、直ちに救急車を呼び、待っている間は、身体を冷やしてください(わきの下や首、ももの付け根を冷やす。霧吹きをかけ、うちわなどで風を送るなど)
熱中症対策をしてこの夏の暑さを乗り切りましょう(^^♪
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
午後 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |