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膝に水がたまる、「関節水腫」とは?原因は?

2019.09.17

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「お膝に水がたまる」という事を聞いた事のある人は多くいると思います。では、お膝の水って何なのか、また何でたまるの??皆さんは知っていますか?

お膝に水がたまる=関節水腫

正常の膝の関節内には、通常「関節液(別名:滑液)」と呼ばれる少量の液体が存在しています。関節液は無色透明で粘り気があり、膝の関節がスムーズに動くのを助ける潤滑油のような働きをしています。膝の関節に弾力性と滑らかさを与えるほか、関節の軟骨に栄養を与える働きもあります。

この膝関節内に炎症が生じると、「関節液(滑液)」の量が異常に増えて溜まってしまう症状、いわゆるお膝に水がたまる状態[関節水腫]になります。関節液(滑液)の粘ちょう性は低下し、本来の関節液(滑液)の機能は失われて文字通り、「水」のような存在になってしまうのです。水が溜まるほど関節内部の圧力が上がり、関節が不安定になります。また、痛みのために筋肉が緊張して血行が悪くなり、関節内の異物や化学物質の排出が妨げられます。こうした変化が関節を刺激して、更に関節液(滑液)の分泌を促進するという悪循環に陥ります。

症状としては、痛みが出たり、膝周囲が腫れぼったく重苦しさを感じます。曲げ伸ばしが不自由にもなります。

お膝に水が溜まる原因とは?

膝関節が炎症を起こすのは、膝関節内の軟骨や骨がすり減った「カス」や、骨の表面からはがれ落ちた「かけら」が関節包を刺激することが主な原因です。

骨・軟骨の劣化や、すり減りを生じさせる要因には以下のようなものがあります。

①加齢に伴う骨の劣化

長年膝を使い続けた結果、膝関節の軟骨もすり減っていきます。また、軟骨自体も柔軟性を失い硬くなっていくため、衝撃によって摩耗しやすくなります

②膝関節の骨軟骨の破壊や変形を生じる病気・障害

膝に水が溜まる原因の大半は、中高年に多くみられる変形性膝関節症と言われています。他にも全身の関節に炎症が起こる関節リウマチや通風などがあります。

③ケガや事故による外傷・骨折

膝に大きな衝撃が加わることで軟骨や骨が欠けたりはがれたりすることがあります。

 

今回は、膝のお水って何なのかについてと、お水の溜まる要因についてお話しさせていただきました。次回は、膝のお水が溜まった際の治療について書かせていただきたいと思います。

お悩み、ご相談がありましたらぜひ当院へお越しください!

 

 

コアバランス整骨院 千葉ニュータウン院

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