2019.08.08
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仕事や外出先などで一日中イスに座っていると腰が痛くなる…。そのような経験をした事がある方は多いことでしょう。「腰痛と座り方」にはとても密接な関係があるのです。
特に女性に多い座り方で、床などに座るときに両足をどちらかにずらした座り方です。この横座りは身体が自然と斜めになってしまうので、腰に大きな負担をかけてしまいます。また無意識に同じ方向に足を崩すクセがつくため、負荷をかける場所も同じになり、背骨や骨盤のゆがみが慢性化してしまいます。
実は「最も腰痛になりやすい座り方」と言われています。猫背の状態をさらに前に倒した座り方になり、椎間板に負担がかかりやすくなります。さらに両膝を抱きかかえるように丸くなって座っていると、猫背に拍車がかかり、腰痛はおろか身体に無理のある体勢になるために肩こりも発症することになります。
デスクワークをしていて、最初は姿勢を正してキーボードを両手打ち…次第に背中が丸くなり、最後には片手はあごの下に置いた「ひじつき」の姿勢…という経験はありませんか?ひじをついた姿勢を常にしていると、あごが突き出し、首、肩、背中、腰…と色んな箇所に影響が出てきますのでよくありません。
上記以外の座り方でも、椅子に浅く座ったり、あぐらや正座で骨盤を倒して座ったり、背中が丸まるような姿勢は椅子でも床でも、腰だけでなく、あらゆる箇所に負担がかかってくるので良くありません。
本来、股関節は90度の位置が一番安定します。なので、椅子に座る際はなるべく深く座り、太ももの裏で身体を支えるようにしましょう。そして骨盤が後ろに傾かないように、坐骨結節(おしりの下)にタオルを丸めたものなど入れます。正座やあぐらは、膝より股関節の位置が上がるように、おしりの下にタオルを丸めたものを入れてあげます。座り方一つとっても、正しい姿勢で座る事、正しい姿勢で座れる身体が腰への負担を減らしてくれるのです。
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