2022.10.07
産後
秋晴れが続き大分過ごしやすい季節になってきましたね!過ごしやすい時期とともに、季節の変わり目は体調を崩しやすい人が多いので気を付けてくださいね(*^^*)
さて、今回は、産後の方が悩まれている「手関節の痛み」についてお話します。
「赤ちゃんを抱っこしていると手首に違和感が・・・」
「手を机について立つと痛い!」などなど・・・・
産後でよくある症状の中に「腱鞘炎」があります。
腱鞘とは、骨と筋肉をつないでいる腱(けん)を包み、腱がスムーズに動くよう支える働きをする組織です。腱鞘炎とは、この腱鞘と腱が摩擦で、こすれ合って炎症を起こす病気です。
また、利き手に多いとは限らず、キーボード操作やバイオリンや指と手首を長時間動かす作業を日常的に行っている人(特に最近はスマートフォンの使い過ぎによる腱鞘炎)、ラケット等を強く握って行うスポーツをする人、育児中の人などが発症しやすいです。
症状は、親指を動かしたときの痛み、腫れ、発赤、手首の可動域の制限、時にはシビレも起こることがあります💦
検査法としては、【フィンケルスタインテスト】があります。
やり方は、親指を中に握り(じゃんけんでグーを出すの形)小指側に手首を下して、
その際に親指側の手首が痛みが強く出ると陽性の可能性が高いです。
一番は「安静にする」ことです。また、熱感がある場合は、アイシングで5分ほど行うといいでしょう。
育児でどうしても使わなければならない場合では、育児を分担してもらう、
抱っこでは、手首を曲げない、手首のところで抱っこしない、手首用のサポーターを付けるなど工夫してみてください!
産後でのお悩みがあれば当院にご相談ください(^^♪
~コアバランス整骨院~
※イラスト出典:一般社団法人 日本手外科学会 手外科シリーズ 2.ドケルバン病
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