2019.09.23
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今の時代、ほとんどの方が毎日スマホを使うのが当たり前になっていると思います。人によって使用頻度は異なりますが、昔に比べれば格段にうつむき姿勢でいることが増えているでしょう。
では、このスマホ使用時のうつむき姿勢はなぜ首に悪いのでしょうか?
その理屈は単純で、首が前に倒れると首にかかる頭の重みが増えていくからです。もともと成人の頭の重さは4㎏~6㎏あり、それがうつむき姿勢になると頭の重さの数倍の負荷が首にかかってきます。
研究結果によると、頭を傾けた角度が
15度になると12㎏
30度で18㎏
45度で22㎏
60度で27㎏
首への負荷がかかっているのです。
60度頭を傾けた状態だと、小学生低学年の子供を首に乗せているような状況です。その姿勢を1日数十分から数時間もとっていれば、首が痛くなるのは当然でしょう。
何気なくとっている普段の姿勢がコリ、痛みにつながっているのです。
とはいえ、スマホを使用しないというのは難しいことです。なので、なるべく頭を傾けないように、目線と同じ高さにスマホをもってきてあげる事が大事です。スマホを置ける状況なら、スマホスタンドなど立てかけられるアイテムを使うことをおススメします。
スマホだけではありません。パソコンや携帯ゲーム機、読書なども同じです。これを機に長時間頭を傾けないように意識してみてください!
それでもなかなか改善しないようでしたら、当院へご相談ください。
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